1231 紅白歌(とそのまわりでなんかやる人)合戦

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私、ぽてと♯!こっちはプラスチックの入れものから取り出すときに根っこがもげてしまったソフトクリーム!(最後の方めちゃめちゃしたから溶けたアイスが滴ってきて大変だった)

 

 

めちゃくちゃ寝てしまった。朝の8時に起きて、少し活動してまた11時くらいに寝てしまい、次に起きたら16時くらいだった。

 

俗に言う「寝落ち」って体験がここ数年で格段に増えた。3〜4年前は自分で「寝よう」って思わないで寝ることなんてほとんどなかったような気がしているんだけど、最近はそんな寝方しかしていない。急に停電した、とか掃除機かけてるお母さんがコード引っ掛けてコンセントが抜けちゃった、みたいな、そんな意識の落ち方ばっかりだ。そんな寝方ばっかりしているから、次に起きたときに頭が痛かったり、身体がダルかったり、寝た気がしなかったり、そんな不具合が出る。「Windowsが正しく終了されませんでした」みたいなメッセージが、寝て起きるたびに表示されているような生活。20年以上続けているのに、寝るのはちっともうまくならないなぁ‥‥。

 

晦日だったけど、別に特別なこともせず。上に書いたようにほとんど寝ていたのでなにかをしようにもできなかったというか。18時すぎに実家へ。年越しってことで寿司などが用意されていて、それを食べるなどした。

 

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これは僕が撮った写真。完全にごちそう。わーーー。

 

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これは姉が撮った寿司の写真。誰が見てもわかる写真の腕の差よ‥‥。(なんか“映える”色調の設定とかがいろいろあるらしい)

 

ご飯を食べながら紅白を見ていたんだけど、あの歌に集中させないエンターテインメントはいったいなんだったんだろう。歌っている人の後ろで別の歌手が踊っていたりとか、あまつさえイリュージョンが始まったり、けん玉が始まったりしていたし(しかも失敗していた)。興味のない世代の人(若者でいう演歌とか)が出ているときに飽きさせないようにしているんだろうけど、あれは効果的に作用しているのかな?うーん疑問だ‥‥。知らない歌手がほとんどだったけど、Perfumeがすごくかっこよかった。Perfumeはかわいいとかもあると思うんだけど、褒め言葉としてはかっこいいのほうが合っている気がした。あと氷川きよしは一瞬だれだかわからないくらいポップ歌手になってたね。ドラゴンボールのアニメまた見たいな‥‥。

 

そんなこんなでダラダラしていたら年越し。ジャニーズってめちゃめちゃ忙しいんだね‥‥移動中の嵐の車内中継に櫻井くんが映ってなかったから「櫻井くんが映ってないけど運転手してるのかな?」って言ったら、姉に「紅白の司会が終わったばっかりで運転手なんてさせてるわけないだろ」って冷静につっこまれた。そりゃそうだよな‥‥。

 

日付が変わってちょっとしたくらいで父が作った年越し蕎麦を食べました。我が家では父の休日には料理はほとんど父がやるのでたいてい毎年、父が作った年越し蕎麦を食べている。写真は撮り忘れてしまったのでなしですが、おいしかった。

 

 

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親にあげる(予定)のお年玉。あんまりちゃんと見ずに袋を買ったら1㍉もネズミを模していないスヌーピーの袋だった。お前は犬なんだから少しはネズミ側に寄せろよ。逆に全く寄せないことで威厳を保っているのか‥‥よく考えたらアンパンマンとかプリキュアの袋もあるけど全然ネズミに寄せてないもんな。

 

めちゃくちゃ寝たからちっとも眠くないな‥‥逆に深夜の正月番組を見たがっていた姉はもう睡魔に負けてしまっている‥‥眠気も融通できるようになればいいのにね。僕が眠れずにいる間にも、目の前では恵まれない姉が睡魔に敗北しているわけだから。

 

そしてあけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。年末とか年始って普段は全然ネットに姿を現さない人も浮上してきてくれるからいいよね。あー年賀イラストも年賀状も書いてないなぁ‥‥。

 

1230 お友達が来たよ

突然だけど、日記を書きます。

タイトルの最初の4桁が日付で、基本的にその日付にあったことについて書いていく、みたいな使い方にしようかなと。(例えば今は12月31日だけどタイトルが1230なので昨日のことについて書いている)

 

ということで家に高校時代からの親友が遊びにきた。この友人は9月の最初にも遊びに来ているのだけど、その後はなかなか予定が合わず、会うのは約4ヶ月ぶり。13時から会う予定だったのだけど、もろもろあって結局会えたのは14時半くらいだった。向こうは家庭を持っているし、いろいろと多忙の身だから仕方がない。ポケモン盾でタマゴを孵しまくったりしながら時間を潰して待っていたのだけど、「そういえば実家からパクってきた菓子盆があるな」と思いだし、用意していたお菓子をガラにもなく菓子盆に盛ってみることにした。

 

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うん、汚い。「6人乗りのエレベーターに10人乗せました」みたいな菓子盆になってしまった。ポテチ、カントリーマァム、ブラックサンダー、サラダせんべい、パイの実、ほぼ見えないけどトッポもある。あとサイズ比較用のリモコン。昔から悪い癖のひとつとして、皿や入れ物に限界を超えて物を詰めてしまう、というのがあるんだけど、この菓子盆も完全にそれが出た形になった。あとパイの実って久々に食べるから忘れていたんだけど、パイの実の破片?みたいなやつがめちゃくちゃ出るせいで盆に乗せると一気に汚くなっちゃう。剥がれたカサブタみたいで少し気持ち悪かった。待っている間にちょっとずつつまみ食いしていたおかげで、友人が来たときにはもう少し量が減ってすっきりした感じになっていたけれど。

 

そんなこんなで合流した後は近所の店でちゃんぽんを食べて我が家へ。この時たぶん15時30分くらいだったと思うんだけど、家に入っていろいろと積もる話をしていたらあっという間に17時30分になっていた。自分は特別おしゃべりなほうじゃないし、向こうもそんなにベラベラしゃべるタイプじゃないと思うんだけど、フリートークで2時間とは‥‥。積もる話って本当に積もるんだね‥‥たった4ヶ月で‥‥‥。その中で「高校2年生の時のクラスの男子を全員思い出す」みたいな謎のゲームが始まったりもした。年月が経ったというのもあるけれど、本当に覚えていないもんだな。最後の最後に思い出したクラスメイトには思い出せて良かったという気持ちと、こんなに待たせてごめんな‥‥という気持ちとが混ざってよくわからない感情になった。まぁ連絡とってないからどんな感情を持っても意味ないんだけどね。

 

17時30分からはPS4パワプロ対戦。高校生の時はPS2だったけど、同じように友達の家でパワプロをやったりしていた。ずいぶん月日が経ってはいるけれども、昔のようにそのまま遊べる友人がいるっていうのは本当に幸せなことだな、と思う。それぞれのひいきチームを使って‥‥3試合かな?2勝1敗で勝ち越したけど、全部の試合が1点差だった。いっつもそうだけど、無駄に(?)いい勝負をしている。

 

夜も遅くなってきたのと、パワプロをやる体力がお互いになくなった(目が痛くなってきた)ので、近所のファミレスに行って晩ご飯を食べて解散した。ファミレスも話をしながら結構長居して、なんだかんだで出たのは22時30分くらいだったかな。ファミレスの会計をするときに「家を提供してくれたし、お土産ももらったから」と言って友人に払ってもらってしまった。ここぞとばかりに「今度会ったときにおごる」(ちょっと言ってみたかったセリフでもある)と言ったので、ちゃんと覚えておこうと思います。忘れないようにこうして日記にも書いたから大丈夫‥‥大丈夫‥‥‥!ずっとくだけた感じで喋っていたのに、別れ際だけ新社会人のぎこちない挨拶みたいな感じで「今日はありがとうございました」とか「良いお年を」とか言ってたのちょっとおかしかったな。

 

友人とたくさん話して「生きてるなぁ‥」と思った。僕が、じゃなくて友人が。楽しい話もしたし、相談?というかこれってどうなん?みたいな話もしたんだけど、そうやっていろいろ考えたり悩んだりしながら人生を進んでいっている感じを見て「あぁ、生きてるんだなぁ」なんて自分でもわけのわからん感想を持ったりした。久々にいっぱい人と話して、笑って、ちょっとだけぜん息の発作が出るくらい楽しんでいたみたいです。まぁもうおさまったけど。

 

 

さて、大晦日だ。年の瀬の空気って昔からなんか苦手だ。大掃除とか、おせちを作るとか、仕事とは別のところでみんな頑張りすぎなんじゃないかってどうしても思ってしまう(別に家事労働に仕事としての価値を認めていないという話ではなく)。だらっとしてる僕が浮かないように、みんなだらっとしてほしいのに。なんとなくのタイミングで実家に帰って、なんとなく過ごすんだろうなぁ。

 

それではみなさま、良いお年を。

71話「ポケモン・ザ・ムービー!」

◯◯◯THE MOVIEと言われるとどうしても踊る大捜査線が頭をよぎるんですが、みなさんはどうでしょうか?ゴールデンボールブリッジ封鎖できません!!みたいなね。そういえばあの橋はアニメでは触れられてないですね?放送コード的な問題かな?

 

さて、バカなことをいうのはこれくらいにして本編。

ポケモンリーグに向けた自主トレとして、湖のほとりにあるキャンプ場にやって来たサトシたち。そろそろこの辺から「そもそも自主トレってなんだろう‥‥?」と自主トレの定義そのものがわからなくなってきますが、10歳の少年が自主トレです!って言ったものが自主トレになるんだからそれでいいんです!そしてチラッと姿を見せるプリン。忘れかけてたけどまだいたんですね‥‥というか逆にマサラタウンではなんで大人しかったんでしょうか?

 

キャンプ地でポケモントレーナー、カツコと出会ったサトシ。挨拶がわりにポケモン勝負を挑んで来ます。彼女が繰り出して来たのはライチュウ。それに対しサトシはピカチュウで迎え撃ちます。さぁバトル開始‥‥かと思いきや横からロケット団が乱入。不意打ちをしかけ虫取り網で捕まえるという原点回帰的な方法ピカチュウを狙って来ます‥‥が虫取り網に入ったのはライチュウのほう。ライチュウ10まんボルトを喰らうロケット団ピカチュウ捕まえる気ならなんで電気対策していないんだよ‥‥メガトンキックでトドメを刺されかけますが、そこでどこからか「カットカット!!」と声が飛んで来ます。

 

勝負を止めたのは謎の映画監督。大人2人と猫が1匹、感電して意識を失っているというのに呑気に立ち位置やらカメラワークやらの話をしています。この人はきっとそのうちバラエティのディレクターとかやって芸人さんに怪我させますよ‥‥いつもそうなんですが、ポケモンの登場人物って突然乱入してきて自己紹介とかよりも先に行動で自分の肩書や特徴についての説明を済ませようとする傾向がありますが、この映画監督もその1人のようです。

(ED見てから知りましたが、声を当てていたのが林家こぶ平さんだったんですね)

 

この映画監督はヒート南野という名前らしい。芸名でしょうが、ヒートって‥‥。松岡修造先生とは絶対に同じバラエティに出て欲しくないですね‥‥。タケシやカツコが知るところによると「三度のメシより朝ごはんが好き」という作品が有名なんだとか。っていうかそのタイトルだと結局メシは食ってるじゃん!!“夜は太るから食べないようにしてて〜”とか言ってる女子高生か!?

監督はポケモンラブロマンスを撮ろうとしているのだが、その映画の主演俳優ポケモンを探しているのだとか。ヒロインはプクリンらしいのだが、性格に難あり‥‥。容姿をバカにしたニャースはまだわからなくもないですが、褒めていたタケシまでもおうふくビンタでボコボコにしてしまいます。とんでもない狂犬です。この狂犬ぶりに耐えられなかった相手役のケーシィがテレポートで逃げてしまったらしく、相手役を探す運びになったとのこと。

 

ということで相手役を決めるオーディションがスタートします。サトシのピカチュウ、カツコのライチュウ、タケシのロコンやカスミのコダックまた勝手に出てきた)に加えロケット団ニャースアーボックマタドガスも参加しています。

第1審査はリズム感をはかるダンス。ソーラン節らしき掛け声で踊るニャース、まきつくの要領で踊るアーボック、床にたいあたりをして弾むマタドガスライチュウと組み、社交ダンスのような動きを見せるピカチュウ、とにかく跳ねているロコン、たぶん何もわかっていないコダック。あんまり覚えていないですが、これを放送していたくらいの時期ってウッチャンナンチャンの番組で社交ダンスとかやっていた時期ですかね?

結果、一次審査ではピカチュウライチュウ、ロコン、コダックアーボックマタドガスニャースが通過します。

 

続く2次審査は歌。歌なら任せろと意気揚々とギターを鳴らすニャース。さすがCDデビューしているポケモンは違うな‥‥と思いきやプリンが乱入。例によってオンステージで全員爆睡。そして例によって勝手にふくれて全員の顔に落書きをして去っていきます。ホントにただのテロリストだ‥‥そして気のせいかもしれないですが、前の時(たしかカメポケモンの島の時)よりもラクガキの腕が下がっている気がしますゼニガメとかの甲羅に比べると顔は描きにくかっただけかもしれませんが。

 

気を取り直して最終審査。最終審査ではプクリンとの2ショットによって審査されます。世の中ね顔かお金かなのよ‥‥。ニャースが2ショットを撮ろうと近づきますが、何をしたわけでもないのにおうふくビンタをお見舞いされK.O.‥‥アーボックマタドガスも続きますが、やはり理不尽な暴力が降り注ぎ、同じ道を辿ります。ピカチュウライチュウ、ロコンは先の惨状を見てプクリンから離れていきます。結果、最後までプクリンのそばに留まっていた(逃げ遅れた?コダックがオーディションを勝ち抜きます。

 

手のひらを返したようにコダックを抱きしめるカスミ。人間なんて‥汚い‥‥!そこで監督がこれから撮る映画のストーリーについてフルカラーの紙芝居的なものを使って説明してくれます。ついさっきコダックが相手役に決まったのにもう紙芝居に反映されているなんて仕事が速すぎです。

ストーリーはこう。プクリンコダックが恋に落ちたが、2匹は長くから対立しているポケモングループの敵同士。2匹がポケモングループの仲を取り持とうとしている最中、1本の矢がプクリンに!それをかばって、プクリンの腕(?)の中で息を引き取るコダック。その尊い犠牲によってグループの対立は終わるのでした‥‥というお話。忙しい人のためのロミオとジュリエットみたいなストーリーラインですが、絶対に完全オリジナルです。ええ絶対。そしてグループ対立の理由もきっと“どっちのまんじゅうが好きか?”みたいなやつですよきっと。(伝われ

 

いよいよ撮影開始という中、暗躍するロケット団ポケモン検定試験の時もそうでしたが、彼らは自分たちにとって良い結果が出なかった場合、催しをめちゃくちゃにしようとするという傾向があるので、今回も例に漏れずです。しかし落ち込んでいてそれどころではないアーボックマタドガス。どうやら彼ら(?)は容姿には自信があったらしいですが、プクリンに受け入れられなかったことを気に病んでいるようです‥‥。がトレーナーからの叱責と励ましによって立ち直ります。悪役だけど、ポケモンとの絆はちゃんとあるよね。

 

撮影は順調に続き、ついにラストシーンへ。数多のポケモンエキストラを動員し、グループの対立シーンを描きます。そこへ予定にはないスモッグの演出が。ということでロケット団登場‥‥ですがポケモンエキストラたちによってボコボコにされるロケット団。そして何故か参戦する映画監督やスタッフたち。プロ野球の乱闘かよ‥‥と思いきやおなじみ謎の科学力のメカでエキストラポケモンたちを捕まえてしまうロケット団。なぜか1匹だけ逃れているコダック。カスミの指示、プクリンの助けを求める声などに混乱し慌てふためきますが、ようやっと頭痛が頂点に。ねんりきを発動し、ロケット団を謎の科学力のメカごとぶっ飛ばします。

ねんりきを発動後、目を回して倒れてしまうコダック。ねんりき発動も関係あるんでしょうが、普通に撮影で疲れていたんじゃないか?プクリンが駆け寄ってきて、コダックを抱きかかえます。息を引き取りこそしませんでしたが、図らずも撮影しようとしていたシーンのような構図に。フィクションに出てくるフィクションはフィクションの中の現実とよくリンクしますからね。(?)

 

場面は変わって夜。「結局今回も自主トレにならなかったなぁ‥」とつぶやくサトシ。自覚はあったのか‥‥ただ、同じ夢を持つ仲間と出逢えてよかったと、カツコとポケモンリーグの舞台での再会を誓うサトシ。そんな話のなか、湖畔で良い雰囲気になっているプクリンコダック。またアオハルかよ‥。

前のフシギダネクサイハナもそうだったけど、ポケモンは普通に異種に恋愛感情を持つんですね。異種同士では繁殖はできないんだろうけど、繁殖を目的としない恋愛ができるってことはポケモンは本当に知能レベルが高いんでしょうね。

 

そしてこの回からEDがタイプ・ワイルドになってるーーーー!!!!!!めちゃくちゃ有名でめちゃくちゃ神曲ですが、この時期からだったんですね‥‥。「マサラタウンに サヨナラしてから どれだけのじかん たっただろう」って前話でマサラタウンにいたじゃん!!?ってのは少し思ってしまいましたが、曲が良すぎるのでそんなことはどうでもいいんです。“マサラタウンにサヨナラしてから”っていうのは“冒険を始めてから”のメタファーだろうから、直接の意味とはまた違うんだろうしさ。

僕はゲームでマサラタウンにサヨナラしてから20年弱‥‥ハローマイドリームと言えるいつかが来るように、頑張って生きないと‥‥ね?

 

オーキド博士ポケモン講座!!

第9回はNo.048のコンパンです。相手の動きを封じる技をたくさん使えるほか、大きな目で暗闇や遠くにいるものも感知できるという能力を持つコンパン。オーキドの横にいるコンパンが何かを察知し、その場を離れたかと思うと、数秒後にはケンタロスの大群‥‥オーキド博士は轢かれてしまいました‥‥‥あぁ平和な日常だ‥‥

 

ポケモン川柳

 

コンパンは

よるのさんぽで

こんばんわ

成人男性がやると事案になります

 

みんなもポケモン、ゲットじゃぞ〜!!

 

次回:ニャースのあいうえお

 

 

 

70話「しょくぶつえんのクサイハナ」

前話でなみのりピカチュウなんて強キャラを出されたら、次の話を担当するポケモンはハードルが高くなるに決まってるんですよ。そんなポジションを引き受けてくれた(?)のがクサイハナみたいですね。

クサイハナ「誰かがやらなきゃいけないことだから‥‥」

そんな声が聞こえて来る気がします。たぶん気のせいですが。

 

さて本編。

ドードリオの鳴き声で朝を迎えたのは1話以来ですかね?マサラタウンに戻り、ポケモンリーグに向けて自主トレをしているはずのサトシたちですが、あいも変わらず寝ぼすけさんのようです。

なんとか起きたサトシを含め朝食。準備は主にタケシがしたようです。画面で見ている感覚的にはサトシのお母さんも普通に美人さんだと思うんですが、さすがのタケシでも守備範囲外なのか‥‥?下心とかではなく、純粋に泊めていただいている恩返しとして手伝いをしているのでしょう。サトシやカスミの好みに応じて調理法を変えるという徹底ぶり。普通にアンタすごいよタケシさん‥‥

 

食事中、「どうせ自主トレがお休みならばハーブ園のハーブ摘みを手伝って」というお母さん。サトシはお使いから逃れるために「山に行って自主トレをする」とその場で計画を立てます。なんでもお母さんは人使いが荒く、コキ使われようものなら身体はボロボロになり本当に自主トレどころではなくなるんだとか。たしかにちょっと天然っぽいところもあるし、人体の限界とかあまり考えずに仕事を振りそうですもんね?上司にしたくない‥‥

 

すると今度は「山に行くならこのリヤカーいっぱいにムラサメ植物園でハーブをもらってきて」というお母さん。それから逃げるように出発したサトシたち。悪ガキならここらで街にでも繰り出してゲーセンで時間を潰しているところですが、純朴なサトシたちはそんなことはしません。

逃げた先には件のムラサメ植物園の温室がありました。サトシは地元なのもあって昔から知っているようですが、昔に比べるとさびれてしまっている様子。

すると温室の中に美少女を見つけたと言い、モードに入るタケシ。サトシも覗いてみますが、見えたのはクサイハナだけ。そんなやりとりをしていると火炎放射器らしきものを携帯している謎の男に声をかけられます。肩にトゲこそついていませんが汚物として消毒されてはたまらないので必死に弁明をするサトシたち。

謎の男はイワカゼという名でムラサメ植物園の職員であり、手に持っていた火炎放射器もどきは植物に水(?)を散布するためのもの。ムラサメ植物園は誰にでも解放されていると話します。それならばとフシギダネを出し、一緒に植物園を探検することにしたサトシ。タケシが先ほど見たという少女について尋ねると、その少女の名はリンドウというらしい。

そんな話をしていると、探検中にいけないハーブを吸引してしまったフシギダネヘヴン状態になってしまいます。ヘヴン状態になったフシギダネは、近くにあった別のいけないハーブを再び鼻から吸引してしまい、身体が痺れてしまいます。どうしたんだとそのハーブに鼻を近づけるサトシを制したのは先ほどのリンドウという少女でした。なんでもそのハーブの香りを嗅ぐと、人でもポケモンでも身体が痺れて動けなくなってしまうのだとか。そんな危険なハーブが生えてる植物園を“誰にでも解放されている”とか言って自由に見回らせてるのヤバすぎるでしょ!もう閉園だ!!全部燃やせ!!!!

‥‥とはなるはずもなく、まずはフシギダネの治療が先決。リンドウは彼女のポケモンであるクサイハナに指示し、サトシも協力してフシギダネを家のなかに運びます。

 

家に運びこまれ、ベッドの上で力なく横たわるフシギダネ。そこへクサイハナの花から分泌した蜜を垂らすと、たちまちフシギダネは元気になりました。‥‥っていうかこれ家に運ぶ必要あった?花から蜜を出してフシギダネの口に一滴垂らすくらいならあの場でもできたような‥‥いや別にいいんですけど。

リンドウに礼を言うサトシ。そしてフシギダネはおそらくクサイハナに礼を言っているんでしょうが、その流れで何やらフシギダネクサイハナがいちゃつき始めますアオハルかよ‥‥違うけど。

一方、バルコニーでリンドウと話し込んでいるタケシ。こっちもアオハルかよ‥‥と思いきやちゃんとした話をしている様子。

ムラサメ家は代々植物栽培の専門家であり、家訓によれば草系ポケモンを一人前に育てなければ植物園を継ぐことはできないのだという。しかしリンドウのクサイハナはまだまだ一人前とは言えないレベル。さらにはリンドウのクサイハナはリーフの石を使ってもラフレシアに進化しないのだという。「自分の愛情が足りないからだ」と塞ぎ込むリンドウに「クサイハナが臭くないのはあなたが愛情をちゃんと注いでいるからだ」と励ますタケシ。やっぱりタケシはしっかりしてるな‥‥美人な女性に弱いなんていうのが全然気にならなくなるくらいにしっかりしているよねホント‥‥

 

そんな話をしていると何やら聞き覚えのある声が‥‥そしてその声は「このリーフの石は偽物だ」という。その声の主はオーキド博士でした。あ、ポケモン講座はもう少し後ですよ‥‥?なんでも最近進化の石の偽物を売る怪しいやつらがおり、それの調査をしていたのだとか。“誰にでも解放されている”とか言っていたとはいえ、流石に家の中は違うだろうし、博士は普通に不法侵入だと思うんですが、その辺は話が進まないのでおいておきましょう。

リンドウに誰から石を買ったのか尋ねると、“頭がこんなんなってる男性(ジェスチャー付き)”と“頭がこんなんなってる女性(ジェスチャー付き)”と“しゃべるニャース(微妙にジェスチャー付き)”の3人組だったとか。やはり犯人はロケット団。いつも何かとやってくれていますが、とりあえず現時点ではシンプルな詐欺を働いているらしいです。

 

騙されていたことを知り、落ち込むリンドウ。タケシは「とにかくロケット団を懲らしめよう」と意気込みますが、「そんな簡単には見つからない」というサトシ。カスミが「そのうち向こうからやってくるだろう」と言った矢先、植物園の警報装置が鳴動します。はい、案の定やってきましたね。痺れ草に目をつけ、マスク装備で採集をしているロケット団。そこへ駆けつけたサトシたち。フシギダネのつるのムチでお縄‥‥かと思いきや何やら余裕の2人組うん?2人組?そういやあのクソネコポケモンがいない

ニャースは採集した痺れ草をすり潰して、痺れ草爆弾を作っていました。ところでマスクしないですり潰していたけど大丈夫?その痺れ草爆弾をサトシたちに投げつけ、まんまと痺れさせられたサトシたち。フシギダネのつるのムチも緩み、自由となったロケット団。痺れたピカチュウを連れ去ろうとします。

歩道橋?の上におり、痺れ草爆弾を逃れているリンドウとクサイハナに、ロケット団と闘うよう促すタケシ。しかしクサイハナを闘わせたことのないリンドウはそれを躊躇している様子。目をまっすぐに見据え「あなたならできます」と背中を押すタケシ。タケシがかっこいい‥‥

腹を決めたリンドウとクサイハナロケット団に対します。いつものごとくアーボックマタドガスを繰り出すロケット団に圧倒されるクサイハナ。やっぱり無理なんだ‥と諦めかけるリンドウに声をかけるタケシ。クサイハナに覚えさせた技はないのか?と。

そこでクサイハナかげぶんしんを指示するリンドウ。いつの間に禁断の巻物を広げていたのかわかりませんが、かげぶんしんするクサイハナ。そこで生じた隙に良家の嗜みかと思って覚えさせたというソーラービームをぶっ放すリンドウとクサイハナ。ここまではそんな感じを全く出してこなかったですが‥‥ははーん、さてはこの人結構バカだな?そりゃ偽の石も買わされますよ‥‥。いつものごとくぶっ飛んでいくロケット団桃鉄中毒者でもこんな頻度ではぶっ飛ばないですよねー。

 

クサイハナの成長を認識していなかったリンドウ。立派に植物園を継げるようになるまでは自分の好意を相手に伝えることもできないと悲観していたのだという。それを自分への好意だと勘違いするタケシ。全然惚れられてもおかしくないくらいの活躍はしていたと思いますが‥‥。リンドウの意中の人は植物園で働くイワカゼ。思いを伝えるリンドウ。それに応えるイワカゼ。アオハルかよ‥‥うんうん、ハッピーエンドハッピーエンド!!‥え?タケシ?たぶん次回にはケロっとしてるので放っておいて大丈夫です。

 

まぁただイワカゼエンドにするんだったら、いくらモブとはいえイワカゼにもう少し見せ場あってもよかったかなと思いますけどね‥‥痺れ草爆弾から身を挺してリンドウを守って自分が痺れちゃう‥みたいなさ。そしたらクサイハナに闘わせる時の流れにもイワカゼを絡ませることができたし、また違った展開だったと思うんですが。ただその場合、今回あったタケシの見せ場を全てイワカゼが奪うことになるわけですが‥‥

 

オーキド博士ポケモン講座!

第8回はNo.066のワンリキーです。“全身筋肉”という今となっては悪口にしか聞こえないような特性を持っているワンリキーは600kgのものでも平気で投げ飛ばすことができるんだとか。実演してみようと600kgの重りを用意した博士ですが、投げ飛ばされたのは博士のほうでした。600kgだとざっと博士10人分くらいですかね?

 

ポケモン川柳

 

あいうえお

いちばんさいごは

ワンリキー

これって第7世代まで含めてもそうなのかな?

 

みんなもポケモン、ゲットじゃぞ〜!!

 

次回:ポケモン・ザ・ムービー!

 

 

69話「なみのりピカチュウのでんせつ」

なみのりピカチュウの存在自体は覚えているんですが、どこ発信だったっけ‥‥?ポケモンカード?なんか水タイプのエネルギーカードで技を出すなみのりピカチュウのカードがあったような気もするんですが、流石に20年も経つと記憶もあやふやですね。

 

そんなこんなで本編。

前話に続き、港町ビンヌでポケモンリーグに向けて自主トレを続けるサトシたち。サトシとピカチュウロードワーク的なことをしています。ピカチュウ以外のポケモンはボールの中でおくつろぎだと思うんですが、本当にポケモントレーナーとしての修行になっているんでしょうか?今のところは健康増進のために走っているおっさんと見分けがつきませんね‥‥

すると走っている最中に通りすぎた車に泥水をかけられてしまいます。視界を失ったサトシは迫りくる他の車の道を塞いでしまい、あたりは大渋滞に。駆けつけたジュンサーさんによって騒動は収まりますが、それにしても随分と車通りが多い様子。ジュンサーさんに尋ねてみると、ビッグチューズデーと呼ばれる20年に1度の大波がもうすぐこの海岸にやってくるのだとか。プレミアムフライデーやらシャイニングマンデーやらの仲間みたいな名前をしていますが、どうやら関係ないようです。

かつてビッグチューズデーがやってきた際、ジャンというサーファーがビッグチューズデーに乗り、海岸にある大岩の頂上に旗を突き立てて伝説になったのだとか。それ以降、数多のサーファーが同じく伝説になろうと岩に旗を突き立ててはいるが、頂上に突き立てられたのは未だにジャンのみ。そして20年ぶりの大波が来るということで多くのサーファーが海岸に押し寄せており、そのせいであたりの車通りが多かったということのようです。普通に遭難者やら死者なんかが出てしまいそうなことをしていますが、警官であるジュンサーさんがその辺を憂いている様子もないので大丈夫なんですかね。まぁアニメの世界だし、と言ってしまえばそこまでなんですけど。

全然関係ないですが、ジャンと聞いてドラクエ7に出てくるトゥーラ弾きのおそるべきやきもちのジャンが真っ先に浮かんでしまったのは僕だけですかね?(伝われ)

 

その話を聞き、「ジャンに追いついて伝説になるのも立派な自主トレだ」と前回に続いて自分への言い訳を済ませたサトシはサーフボードを持って海へと向かっていきます。というかどこから出したんだよそのボード‥‥。サーフィンを楽しむサトシ。しかし途中で足をつってしまい、身動きが取れなくなります。波に飲まれ、意識を失うサトシ。だからさっき言ったのに!!波に飲まれ溺れてしまうかというところで、青い瞳のピカチュウと謎のおっさんが乗るサーフボードに救出され、一命を取り留めます。

 

なぞのおっさんの小屋で目を覚ましたサトシ。なぞのおっさんの名はヴィンセントというらしい。FFⅦに出てきそうな名前をしていますが、気にしたら負けです。サトシが礼を言うと、「礼ならあいつに言ってくれ」と窓の外に目を向けるヴィンセント。するとそこではさっきの青い瞳のピカチュウが海に向かって佇んでいました。名前はマイケルと言うらしいです。サトシのピカチュウはマイケルの元へと近づき何やら話をしているようです。それをおなじみメカギャラドスから偵察しているロケット団ピカチュウが2匹となれば、ロケット団が見逃すはずはありません。

 

ヴィンセントは20年前、海からやってきたマイケルと出会い、それからずっと一緒に住んでいるのだという。マイケルには不思議な力があり、身体で波を感じることができるのだとか。そのマイケルを相棒とし、ヴィンセントは数々の波を乗りこなしてきたらしい。小屋の壁には20年前のマイケルとヴィンセントの写真、そして40年前のまだ子どものヴィンセントと謎の男性の写真が飾られていた。尋ねるとその謎の男性はあの伝説のサーファー、ジャンなのだという。40年前の写真にしては画質がいいですねとかフルカラーなんですねとか、そういうことを考えてしまう人は性格が悪いと思います。はい、私のことですね。

 

ヴィンセントがサーフィンを始めたのは、ジャンに憧れたことがきっかけなのだという。全然関係ないですが幼少期のヴィンセント、ちょっとコジローに似ていますね。ジャンはずっとビッグチューズデーを待っていた。そして伝説にある通り大波を乗りこなし、大岩の頂上に旗を突き刺したのだとか。その後、「次はキミだ」などとオールマイトみたいなことを言いながらサーフボードをヴィンセントに託し、どこか遠くの海へと旅立って行った。

20年前、ジャンの意志を継いだヴィンセントはビッグチューズデーに挑戦したが、大波を乗りこなすことはできず、意気消沈してサーフィンをやめようと考えていたのだという。そんな時に出逢ったのが海からやってきたマイケルなんだとか。マイケルと数々の波を乗りこなしてきたヴィンセントにとって残るはビッグチューズデーのみ。応援するよとエールを送るサトシ。そんな会話をしていると、マイケルとサトシのピカチュウの悲鳴が聞こえます。ハイ、忘れたころにやってきます。ロケット団ですね。

 

メカギャラドスを駆るロケット団によって連れ去られてしまったマイケルとピカチュウ。海中でロケット団は産卵時期で過敏になっている本物のギャラドスに遭遇し、はかいこうせんを連発されます。そのうちの1つがメカギャラドスに命中し、爆発。あっさりと吹っ飛んでいきます。今回出番少なかったっすね‥‥放り出される2匹のピカチュウフシギダネで救出を試みますが、助けられたのはサトシのピカチュウの方だけ。マイケルは海へと落下してしまいます。サーフボードを投げ渡し、自身もマイケルの救出に向かうヴィンセント。徐々に海が荒れ始め、サトシたちが乗っているクルーザーも船体を取られ始めます。このままでは全員が危ないというタケシの判断のもと、ヴィンセントとマイケルを残したままサトシたちは浜へと戻ります。一見薄情にも見えてしまうけれど、まぁ仕方ないというか、ある意味で冷静な判断だと思います。やっぱりタケシは大人だ。

 

サーフボードに捕まるマイケルを救出するヴィンセント。するとマイケルが大きな波を感じた様子。いよいよビッグチューズデーが襲来するようです。拡声器で「大きな波が迫っています。避難してください」と避難誘導をするジュンサーさん。あ、やっぱり危ないよね‥‥ジュンサーさんの前半の語りっぷりからは全くそんな感じは伝わってきませんでしたが。個人としては伝説というロマンを追わせたい気持ちもあるけど、公務を優先した‥‥ってところでしょうか。“働く”って大変だよね‥‥。(なんの話だ)

高台からヴィンセントとマイケルの無事を祈りながら海を見守るサトシたち。するとビッグチューズデーの波の上には波を乗りこなすヴィンセントとマイケルの姿が!!旗を右手に携え、伝説のサーファー、ジャンさながらに大岩の頂に旗を突き刺したヴィンセント。ジャンの意思をボードと共に継いだ彼は、新たな伝説となったのでした。そして、浜を心配そうに見ていたサーファーの少年に微笑み、「次はキミたちの番だ」とジャンさながらにオールマイトのようなことを言い、直接的な描写はありませんでしたが、引きの画で子どもたちがジャンのサーフボードを持っていたように見えたので、サーフボードも託したのでしょう。こうしてまたヴィンセントの意志も受け継がれていきます。

受け継がれる意志‥‥時代のうねり‥‥人の夢‥‥これらは止めることのできないものだ‥‥人々が自由の答えを求める限り‥それらは決してとどまることはない!!‥‥突然別のマンガのセリフとかを入れるのは悪い癖だとわかっていますがなかなか止められません。今回は海つながりもあるし、まぁ多少はね?

それにしてもヴィンセントのおっさんカッコよすぎですね。昔でこそ若者だったり主人公だったりがカッコいいと思っていたけど、最近はもう完全におっさん推しですね。若者に主役を譲りつつ締めるところは締めるおっさんがカッコよすぎなんですよ。FFⅩのアーロンさんみたいなね。

 

ギャラドスに囲まれてるロケット団がイヤな感じになってEDに入るんですが‥‥えーここに来て驚愕の事実が発覚します。今まで散々サーファーのおっさんのことを“ヴィンセント”と表記してきましたが、EDによれば“ビンセントが正しいですね‥‥えー直すのめんどくさいよーーー!!!ということで直しません!!!当時のポケモンの名前の文字数に倣って、人物名も5文字以内みたいなルールがあったのか?単に“ヴィ”の方がマイナー表記だからだろうけど、“ビンセント”表記だと僕の中の厨二心が満足しなかったんです‥‥

 

 

オーキド博士ポケモン講座!

 

第7回はNo.022オニドリルです。見た目に違わず獰猛な性格をしているから注意が必要だ、と博士が説明した直後に「あ、実演した方がいいっすかね?」って感じで舞い降りて理不尽にモニターを破壊するオニドリル実演なしでわかってもらいたいから博士が説明したんだよ!!!??

 

ポケモン川柳

 

いたいでしょ

つついちゃいやよ

オニドリル

 

みんなもポケモン、ゲットじゃぞ〜!

 

次回:しょくぶつえんのクサイハナ

 

 

 

68話「ヤドンがヤドランになるとき」

というわけで今夜のダーウィンが来た水辺でのんびりと暮らすヤドンの生態に密着します!‥‥というのは冗談ですが、タイトルから想像する流れはそんな感じですよね?いつヒゲじいが出てくるのか楽しみですね!

 

というわけで本編。来たるべきポケモンリーグ開催に向け、故郷マサラタウンで自主トレに励むサトシ。そんな中、カスミ、タケシ、そしてママは町内会の旅行といってビンヌという港町に出かけてしまいます。サトシもついて行こうとしますが、自主トレを頑張れと制され、置いていかれてしまいます。

 

オーキドの研究所を訪れたサトシ。するとオーキドは何やら頭を悩ませている様子。オーキドの頭を悩ませていたのはヤドンの進化についてでした。ヤドンシェルダーが合体をするとヤドランへと進化するのだが、その過程がさっぱりわからないとのこと。どうやらそれは図鑑にも詳しく乗っていない情報なんだとか。ヤドンといえばゲームの金銀ではロケット団に尻尾を切られて散々な目に遭っていましたが、果たして今回は無事に過ごせるんでしょうか?

 

オーキドは西ノ森教授(字が合っているか不明)ならば何かわかるかもしれないと言う。西ノ森教授はポケモン学の権威で、図鑑を書いた研究者のうちの1人なんだとか。西ノ森教授は現在ビンヌに住んでいるらしい。“西ノ森教授に会うのも立派な勉強だ”と自分への言い訳を済ませたサトシは海のリゾート地、ビンヌへ向けて出発。ウェミダーーーーー!!!!とオーシャンビューを満喫し、カスミやタケシと合流。共に西ノ森教授を訪ねることになりました。

 

研究所を訪れると西ノ森教授にはすぐに出会えました。西ノ森教授は西ノ森5世にあたるらしいのだが、1世〜5世までみんな同じ顔。ジョーイさんといい、ジュンサーさんといい、この世界の遺伝子は引き出しが少なすぎるんですよ。西ノ森教授はちょうど伝説のポケモンのページを書いていたらしいが、過去の話を元に想像で書いているのだとか。この人は本当に大丈夫なのか?一同を一抹の不安が襲います。

 

西ノ森教授の頭を悩ませていたのはオーキドと同じくヤドンの進化の過程について。教授はヤドンの研究の一環といいながらヤドンの傍らでヤドンに倣って釣りを始めます。

ヤドンポケモン図鑑を向けるサトシ。すると「ヤドン、まぬけポケモン」との説明。ヒドい言い草だ。そしてその説明を書いたのも西ノ森教授なのだという。ド畜生のクソジジイだ!海に蹴落とせ!!とはならず、確かにまぬけな顔してるなーなんて感心している一同。ヒドいよこの人たち‥‥

 

そこへ飛び出してきたカスミのコダック。似た者オーラを感じたのか、なにやらヤドンとやり取りをしていますが、どうもお互いに全く通じていない様子。そして野生のクラブに尻尾を挟まれ、NYとの中継ですか?というくらいのラグを挟んで痛がるヤドンコダック。なんていうか‥‥こいつらかわいいな。

 

そこへ場面は変わってサカキとロケット団。サカキはビンヌに別荘を持っているらしく、海辺の太陽がアジトが爆発四散した心の傷を癒してくれるとか抜かしています。ボスにもそんな人並みの心があったとは‥‥ヤドンの生態以上に興味がありますね。

数々の失敗の結果、給料やボーナスをカットされてしまったロケット団の2人。前回、今までどおりテキトーにやっていろ!!って言っていたのはなんだったんですか!?言うことが変わる上司に部下はついてきませんぞ!!などと言っても悪のルールには通用しないので黙っておきます。そんなロケット団は潮干狩りで食料を手に入れるつもりのようです。

そんな中、偶然見つけたシェルダー。コジロウがマタドガスで弱らせたところをムサシがモンスターボールを投げてゲットします。トドメだけ刺して美味しいとこ盗るなんて、FFⅧのサイファーみたいなことしてますね。

そこでサカキから呼び出されたロケット団。近くにある西ノ森教授の研究所のポケモンを奪うよう命じるサカキ。失敗を挽回せんと張り切るロケット団。3人乗りのパラグライダーで研究所に乗り込んできます。

西ノ森教授のポケモンを狙うロケット団ロケット団の狙いは教授が持っているヤドンと先ほどゲットしたシェルダーを使ってヤドランを生み出し、そのヤドランを連れ去ること。ニャース曰く「海老で鯛を釣るようにシェルダーヤドンを釣る作戦」だそうです。普通の人間でも噛みそうなくらい長い作戦名‥‥本当によくしゃべるネコだな‥‥。

 

ヤドンを連れて逃げた教授とロケット団の鬼ごっこが始まりますが、たいてい10秒もしたら逃げる側がなにもない場所で唐突に転んで鬼ごっこは終わると相場が決まっています。その例に漏れず、段差もなにもない砂浜で唐突に転んだ教授。ムサシはシェルダーを繰り出し、ヤドランを生み出そうとします。逃げるヤドン。そこで飛び出してきたコダックぬぼーん属性の友情コダックの尻尾に噛みつくシェルダー。が、コダックが進化するはずもなくただただ痛がるコダック。再度ヤドンの尻尾をめがけてシェルダーを投げつけるムサシ。しかし次はコダックの頭に命中。頭に噛みつかれるコダック。アニメスタッフはコダックに恨みでもあるんでしょうか‥‥?

しかし頭に噛みつかれたコダックの頭痛が頂点に達し、コダックの超能力が発動します。タケシがやたらと早口で「説明しよう!頭痛が頂点に達した時、コダックは強力な技を使う」などとスピードワゴンばりの解説をしてくれていますが、コダックの超能力の出番がかなり久々だったからですかね。きっと忘れていた人や途中から見始めて知らない人とかもいるだろうからね。

強力なかなしばりとねんりきが発動し、ロケット団を吹っ飛ばす‥‥かと思いきや途中で頭痛が解けてしまいます。そして偶然ヤドンのしっぽに噛み付いたシェルダーによって進化が始まり、ヤドンは無事?ヤドランへと進化します。「尻尾のシェルダーは進化の瞬間に2枚貝から巻貝に変化するのか!大発見だ!」などと興奮している教授。っていうかそこ?なんで2枚貝から巻貝になるのかって話じゃなくてタイミングの問題なの?

 

進化したヤドラン。ドわすれなんかも魅せつつ必殺技、メガトンパンチでロケット団を吹っ飛ばします。ヤドランにあんまりメガトンパンチのイメージないけどなぁ‥‥(というか覚えられるっけ‥?)

 

ヤドンの尻尾にシェルダーが噛み付いたのは、共生するためだと西ノ森教授は話す。尻尾が重くなったヤドランは二足歩行となり、手が自由になり行動や技の幅が広がる。そんなヤドランについていけば、シェルダーも自分ではいけない世界に行くことができる。そんなwin-winの関係をヤドンシェルダーの間で築いているのだとか。きっとそこまで考えているわけではなくて本能的なものなんでしょうけど。

 

ヤドランの進化の生態もわかったところで、教授に別れを告げ、マサラタウンに帰るサトシたち。去り際、寂しそうに後ろを振り返るコダック。ヤドランにお別れを告げたいんじゃないか?と2人を会わせますが、終わりのないぬぼーんとしたやりとりが始まってしまい、なかなかお別れは終わらないのでした。

 

オーキド博士ポケモン講座!

第6回はNo.065フーディーニ‥‥じゃなくてフーディンです。というかフーディンはまだ本編の方には出てきてないですね。フーディンの超能力によって服をイリュージョンされてしまうオーキド博士貴重なオーキド博士のえっちなシーンだ!!パンツだけはなんとか残しておいてくれていましたが、これはきっとTV局からのサイコキネシスがそうさせたんだと思います。

 

ポケモン川柳

 

みてみたい

フォークをつかう

フーディン

どこぞのメンタリストになっちゃうじゃん‥‥)

 

みんなもポケモン、ゲットじゃぞ〜!

 

次回:なみのりピカチュウのでんせつ

 

 

67話「ライバルたいけつ! オーキドけんきゅうじょ」

このタイトルを見て、ゲームをやったことがある人なら「え?それってポケモンもらった直後の話じゃないの!?」ってなりそうですが、動きのあるアニメでたいあたり、ひっかく、なきごえ、しっぽをふる合戦を見せられても困るのでこのタイミングでいいんだと思います。たぶん。

 

さて本編。

ポケモンリーグの舞台に立つサトシ。モンスターボールを投げるもポケモンは出てこず、巨大化したモンスターボールに吸い込まれてしまいます。なんだこのめちゃくちゃな展開は!?ってなったらたいてい夢オチです。バリヤードに掃除機で吸われて目を覚ましたサトシ。ひさびさに実家での朝を迎えています。

 

一方で手柄を上げられず、とぼとぼとアジトに戻るロケット団。ボスになんと報告しよう‥間違いなくクビだ‥‥などと重い足取りでアジトを目指していると、アジトが突然の爆発。爆発とともに飛び出していったのはトキワジムでシゲルを圧倒した謎のポケモン。サカキは無事でしたが、ロケット団に「今までどおりテキトーにやっていろ」とざっくりした命令を残し、ヘリで飛び立ってしまいます。

まだロケット団でいられることに感涙を禁じ得ないロケット団。今度こそピカチュウをゲットだと意気込みを新たにします。

 

オーキド博士の研究所を訪れたサトシ。そこにはシゲルもおり、いつものごとくサトシをからかうシゲル。それに感情的になるサトシ。トキワジムで少しはサトシを認めたかのように見えましたが、まだまだ完全にというわけではないようです。

オーキドは2人を“マサラタウンの希望の星”だと言って期待を寄せているようです。1話でマサラタウンから出発した4人のトレーナーのうち、バッジを8つ以上集めたのはこの2人だけなんだとか。サトシはポケモンリーグに殴り込みだと意気込みますが、そもそもどの場所でいつ開催されるかも知らないのでした。

 

オーキドによれば、ポケモンリーグはセキエイ高原で2ヶ月後に開催されるとのこと。参加するトレーナーは200人以上いるらしいです。燃えるサトシ。そこへ同じ希望の星であるならば自分と同じくらいのレベルにはなってもらわないと困ると言い、シゲルがサトシを挑発します。

シゲルは手持ちのポケモンを定期的に入れ替え、自分のポケモンをバランスよく育てているのだとか。サトシがクラブに「久しぶり」と声をかけたことから、サトシがいつも同じ手持ちのポケモンばかりを育てていることを見抜いたシゲルはまたまたサトシを挑発。そしてジムリーダー戦での相性分析などについてさらにサトシを挑発。ただサトシはゲットした数こそ少ないものの、出会ったポケモンの数ではシゲルを圧倒していました。シゲルは図鑑を開いて説明を聞く暇があったらゲットするというやり方だったようなので、ゲット数ではシゲルが圧倒的に上。そしてシゲルがゲットしたポケモンを見せてくれるということで一同はオーキド研究所の一室へ。

 

そこにはマサラタウンから旅に出たトレーナーから送られてきたモンスターボールが全て保管されていました。サトシのモンスターボールはほとんどがサファリパークのケンタロス。シゲルのモンスターボールの数は200を超えているとのこと。シゲルは「次に会ったポケモンの方がもっと強いかもしれないから」という理由で、同じ種類のポケモンもゲットしているらしい。あ、やばい。こいつ厳選厨だ。「ポケモンは仲間だから数なんて関係ない」と反論するサトシ。

そこへオーキドが二人を窘めます。サトシはサトシなりに、シゲルはシゲルなりにポケモンたちを理解しようとしているのだから、どちらのやり方も間違ってはいない、と。オーキドのポケモン研究のテーマは「人とポケモンが共存して仲良く暮らすこと」。そのためにポケモンのことを知ろうとしているのだと。なんというか、オーキド博士ちゃんと大人らしいところを見せてくれて普通にカッコいいなぁと。

 

一方、ピカチュウを狙ってオーキド研究所内の庭を歩くロケット団。裏口からの侵入を目論み、広大な庭を回り込んでいる様子。スピアーに追われるロケット団。道はカビゴンに塞がれており逃げ場を失ったロケット団の悲鳴がこだまします。(いよいよお祓いとかしてもらった方がいいレベルで不運です)

 

オーキドに連れられ、研究所内を案内されるサトシたち。オーキドの毎日はポケモンの健康チェックに始まり、その後ポケモンを庭に放す。そしてそれぞれのポケモンのエサを用意し与えていると午前中が終わっているのだとか。午後にはポケモンの研究に移るのだが、最近のテーマはポケモンの個体差についてなのだとか。やはり孫が厳選厨ならば、祖父も厳選厨でしたね‥‥。っていうか普通にめちゃくちゃ仕事大変だなぁ‥‥と。まぁサトシからの電話にかなりの高い確率で応答できていたのでサボってたかもしれないですが。

オーキドの研究によれば、ポケモンはトレーナーに似てくる傾向があるそうです。ただし、手持ちに入れ、時間をともに過ごしていればの話であり、預けっぱなしだとそうはならないんだとか。結果サトシのクラブやベトベトンはオーキドに懐いてしまっているようです。

もしかして全部のポケモンがいるんじゃないか?と尋ねるサトシ。ですがそれを否定するオーキド。すでに確認されている150種に加え、トゲピーや1話でサトシが見た金色の鳥ポケモンなど、まだまだ未知のポケモンも数多くおり、研究に終わりはないと話します。それを聞き、また決意を新たにするサトシとシゲル。ポケモンリーグ前の腕試しということでポケモンバトルを始め‥‥ようとしたところで謎の爆発。

大量のビリリダママルマインの爆発に巻き込まれたロケット団。そこへ異変を聞きつけたサトシたちがやってきて、今度こそピカチュウもろとも研究所のポケモンもまとめて奪ってやると宣言するロケット団。オーキドとシゲルはニャースが喋っていることに驚いています。サトシたちや視聴者はすでに感覚がマヒしていますが、それが普通のリアクションです。

そんなことはさせないと臨戦態勢になるサトシとシゲル。そこへ突っ込んできた大量のケンタロスロケット団を吹っ飛ばしつつ走り回ります。それはサトシがサファリパークで大量に捕まえたケンタロスでした。主人を守ったのか、ただ走っていただけなのか‥‥ともかくケンタロスに礼を言うサトシ。

シゲルはさっきの騒ぎで気が失せたから勝負はポケモンリーグまでお預けにしようと言い残して帰っていきます。気分屋さんかな?

そして、その時は絶対に負けないと意気込むサトシ。この話の最初に比べると、シゲルはまた少しサトシを認めたのかな?結局は対決してないので、前回に引き続きほぼタイトル詐欺ですね?

 

オーキド博士ポケモン講座!

第5回はNo.101のマルマインです。その時点でオチは見えていましたが、オーキド博士マルマインに触れた瞬間に自爆してしまいます。その自爆癖?のせいで研究が進んでおらず、まだ生き物かどうかも断定されていないとか。

 

ポケモン川柳

 

とおりなは

ばくだんボールだ

マルマイン

 

みんなもポケモンゲットじゃぞ〜!

 

次回:ヤドンがヤドランになるとき